ドギルティ
漠然図鑑 No.0020
ドギルティとは、幸福由来の罪悪感の呼称である。いわゆる「罪悪感を感じる」を形容する新たな言葉として学会が考案。罪悪感と幸福感を同時に感じたとき、「これはドギルティ!」と発する。
-ただのギルティじゃねえぞ? 何度でも心の強さを打ち砕き 堕落させる ド級のギルティ ドギルティだ!-
発見者:ちみ
発見の経緯
漠然マイスターのちみが投書箱に持ち込んだ漠然。
「寒い日に暖房が効いた部屋でキンキンに冷えたアイスを食べたら、とてつもない罪悪感と幸福感を感じた」。
シンプルでありながら人の抗えぬ本能に焦点を当てた優れた漠然として、ハマナカ、どてらい、さかまさみの3人を唸らせた。
罪悪感の根源や幸福感の正体の深掘り。
多彩なシチュエーションの検証など、学会としても研究しがいのある素材として図鑑入りさせた。
なお、ネーミングは漠然記録官のどてらい。
曰く「既存の『ギルティ』に『ド級のド』をつけることで、最上の罪悪感の演出と語感の強さ、言いやすさ、そして馬鹿馬鹿しさを融合させることができた」とのこと。
用法
「自覚を持って欲望に手を伸ばす」、「もはや無駄に近い贅沢をする」、「脳が溶けるような快感を得る」など、罪悪感と幸福感がごっちゃになった感覚こそドギルティ。
とびきり幸せな顔で「これはドギルティ」と口に出そう。
ドギルティの一例
寒い日に暖房の効いた部屋でキンキンに冷えたアイスを食べる。
なんならハーゲンダッツに手を出す。
真夜中に湖池屋ポテチ(のり塩)と缶ビールをキメる
よっぽどの時にはネギトロ巻きまで付ける。
アニメを観ながらマンガを読む。
なんだったら、アニメはながら聞き状態。
アニメで視覚情報を敢えて無視するという背徳。
注意点
当たり前だが「ギルティ」とは全く別物である。
ドギルティは中毒性があるので気を付けよう。
すべからく何らかの副作用があることも考慮に入れるべきであろう。
学会の研究
日本漠然研究学会分析官のハマナカは、ドギルティの根源には過去の「禁則」や「抑圧」が多分に関わっていると仮定している。
「例えば、幼い頃に夜中にアイスを禁じられていた人が、大人になって解禁したら、その快感は筆舌にしがたいと思う。ある種のルール違反みたいなものがドギルティの根源なのではないだろうか」。
この仮説に説得力を増しているのが、夜アイスにドギルティを感じないというどてらいだ。彼は、子どもの頃に夜アイスを禁じられていなかったらしい。
一方、どてらいはテレビゲームは1日1時間の制約を課せられていたため、一人暮らしを始めた頃、休日はゲームに没頭して過ごしていたという。
このことからドギルティは「過去の抑圧の強さ」、「憧れの強さ」、「コンテンツの魅力」など、様々な要因で振れ幅が変わると学会では考えられている。
備考
発案者のちみは「暖房の効いた部屋でアイスを食べるその瞬間」にドギルティを感じるが、さかまさみは「暖房の効いた部屋で食べることを想定してアイスを買う瞬間」からドギルティを感じているという。
ドギルティのタイミングも人それぞれ。なかなか興味深い現象だ。
ちなみに食べ物系について語り合うと、やれ「ビールを付ける」、やれ「ポテチを付ける」と、ドギルティが加速する。
こう考えると、ドギルティは人の欲望と幸福の根源であるようにも思える。
止まらねえぞ!
また、どてらいは「アニメを流しながら漫画を読む」でドギルティを感じるという。
恐らく自身もクリエイターであるため、創作物の流し見をすることに罪悪感がある一方、処理しきれないほどの創作を浴びている至福も感じているのではないかと学会は考えている。
余談だが、冒頭で登場した「-ただのギルティじゃねえぞ? 何度でも心の強さを打ち砕き 堕落させる ド級のギルティ ドギルティだ!-」は、一般的なネットユーザーの間では有名な「ドリトライ構文」である。
たった2巻で終わりを迎えた作品だが、止めどない勢いに圧倒されること請け合い。興味のある方はぜひ購読されたし。
類義語
なし
対義語
なし
参考資料
Podcast
論文
なし
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ドギルティやみつきになりそうです😍
めっちゃおもしろいです!!!🤣🤣🤣🤣🤣